この辺りは緑道がずーっと続いていて犬のお散歩にはもってこいの場所がある。脇には人工の小川が流れていて途中大きな池もあり、その回りではお年寄り達が集まって世間話に花が咲いている。静かでとてもいい雰囲気。そんな中ビンゴとチャリでテンポ良く走っていた。目の前にごく普通の親父が歩いていたので追い越そうと右側に、並ぶ一歩手前での出来事だった。

突然ブッブッブリッ！と巨大な音が。。。そう歩きながらおならをしたのだった。その音に驚き私は片手で運転している為ハンドルを思いっきり右に切ってしまいよろけそうになる。ビンゴは大きく一歩程後ろに飛び跳ねて急に親父に向かって吠え出した。しかしその親父はヘッドホンで何か聞いてるらしく全くこちらの事は気にしてない。それどころか自分のしでかした事さえも判っていないようだった。

でもビンゴがその後も何度か吠え立てたのでようやく気が付きこちらをじっと見て「何なんだこの犬は！」的な顔した。ちょっとむかつきながらも私はおかしくて笑いを堪えるのに必死でその場から走り去った。前には人がいなかったのだけど後ろにいた人はクスクス笑っている声がする。それでも親父は何事も無かったかのように歩いているのだ。本当に気がついてないのかそれとも恥ずかしくて気がつかない振りをしてたのか今となってはちょっと気になる所だ。

☆良くこんな格好で寝ている。ビンゴは苦しくないのか？！